2016-03-24
今回は出張買取の話ではないのですが、ちょっと面白いものを入手しましたのでひとつの事例として紹介させて頂きます。
浦和の大門にある東読市場という古書業者市場で大市があったので参加してきました。月に3回開催されている市場なのですが、最近買取などで時間が合わず私はご無沙汰気味。大市はお祭りみたいなもので普段よりも本も人も集まるため、顔を忘れられないよう出席しました。
大市らしく通常の何倍もの本が並べられており大変にぎやかです。東読市場では「振り」と呼ばれるオークション形式の競りと、「置き入札」と呼ばれ、入札用紙に希望の金額を記入し、封筒に入れて一番高い人が落札するという2つの形式を併用しています。
置き入札の締切間近に、川口市内でお店を開いている方から呼びかけられました。
「松尾さん、うちの占いの本に入札してくれました?」
私が占いの本を積極的に扱っていることを知っていて声をかけてくれたのです。
うっかり見落としていていたようで、締切時間あと数分というところで本を一瞥し、あわてて入札用紙に記入しました。
![01da69a092b8b7bf43231298b40e19dd6503a1e1ec](https://i0.wp.com/matsuodou.jp/wp-content/uploads/2016/03/01da69a092b8b7bf43231298b40e19dd6503a1e1ec.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
魔女の家BOOKSという出版社が発行しているマニアックな占い・魔術の本です。これだけまとまっているのも珍しいかもしれません。
結果的に私が最高値で入札し落札することが出来ました。2番手の入札金額とかなり開きがあったようですがそれでも充分に利益を出せる落札額です。
出品者の方もたいへん喜んで頂けました。
中身を少しだけご紹介すると・・・
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![0128705aac5b658d4bca9eebc7866abd6d0f5780b2](https://i1.wp.com/matsuodou.jp/wp-content/uploads/2016/03/0128705aac5b658d4bca9eebc7866abd6d0f5780b2.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![01046b9cc356c94667b31323e6fb4f11e0a18140f1](https://i1.wp.com/matsuodou.jp/wp-content/uploads/2016/03/01046b9cc356c94667b31323e6fb4f11e0a18140f1.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
なにやらとってもミステリアスです。
占いや魔術の本は需要があるものが多く、マニアックであればマニアックなものほど良いです。古い本格的な易占の本などものすごい価格で取引されているものもあります。
松尾堂では洋の東西を問わず、様々なジャンルの占い・魔術の本を積極的に買取りさせていただいております。