2016-02-23
コミックの蔵書整理のご依頼を受けお邪魔いたしました。
2階の1室に通され本棚とご対面。ご依頼人と私の年齢が近いせいか馴染みのあるタイトルばかりです。本棚の位置が日が当たる場所にあるため多少のヤケはありますが、経年を考慮すると充分許容範囲です。左から順に巻数の若い順に並べられているのでどの漫画が全巻セットでどのコミックが不揃いなのかがすぐに分かります。
順番にチェックしていると『ジョジョの奇妙な冒険』のところで違和感。なんか変だなー、と思っていると43,44,45,50巻が2冊ずつあることに気が付きました。
ご依頼人に理由を聞くと
「1回読み終わってもう一度読もうと思ったときにその巻が見つからず、しょうがないので買い直したらあとから出てきました」とのこと。
こういうケースは珍しいことではなく、特に時代小説の買取の際にありがちです。間違って何回も買ってしまう人が多いせいか最近の時代小説文庫の巻末にはシリーズのチェックリストがついているものもあります。
これまで私が買取した中では最高で4冊同じタイトルを所有していた方がいました。読み始めてしばらくは気が付かず
「おや?前に読んだことがあるような気がするなぁ」
と思いながらも数十ページ読み進めてしまうそうです。
同じタイトルを間違って買ってしまってもご安心下さい。
需要のある本なら何冊でも買取ります。
(自費出版書籍の大量買取はご勘弁を><)
当店の買取ではコミックやシリーズ物、全集などの揃いモノは、バラの状態よりも全部揃っていると大幅に査定が上がります。全部は揃っていなくても全体の80%ほどあれば多少評価をアップさせてい頂いております(ただし、足りない巻の入手が困難である場合や、全部揃っていても需要が低いものはこの限りではありません)。