2016-08-07
「法律関連書を中心に40~50冊ほどの出張買取をお願いしたいのですが・・・」
というご依頼をいただき訪問いたしました。
玄関に入りまず目にとまったのが横の棚に飾ってある真空管ラジオらしきもの。
なんでこんなところに飾ってあるのだろうか?しかも妙に新しい感じ・・・
と気にかけながらも、上り框に並べられた本の査定に集中することにします。
ご依頼人は法律関連のお仕事をされていたため法律書が多く並べられています。たしかに悪くはないのですが、端の方にちょこっと並べられていた雑誌やムックに釘付けになります。
真空管ラジオやアンプ関連の本です。
特にステレオサウンドの別冊として発行されている『管球王国』というムックはあまり見かけないもの。
真空管ラジオ・アンプを作ったりいじったりするのがご依頼人の趣味のひとつとのことでした。真空管のことを「管球」と呼ぶこともはじめて知りました。
『真空管ラジオ・アンプ作りに挑戦』という本をめくってみると
なかなかマニアックな内容ですが写真やイラストがわかりやすく眺めているだけでもワクワクします。
『管球王国』の方はというと
「一見さんはお断りだよ」「冷やかしなら帰ってくれ」
とでも言われたような感じです。
ディープな世界で楽しくなります。
DIYのムックの方は学研が発行している定番の『DIYシリーズ』。
こちらは出品すると比較的にすぐに売れる人気の本。
「ひょっとして、お庭のウッドデッキはご主人が作ったんですか?」
「そうですよ、自分で作れるものはなんでも作ります。」
と何でもないことのようにおっしゃるご依頼人。ウッドデッキは大工さんが作ったような仕上がりでした。なんとも手先が器用なご依頼人で羨ましくなります。
結局全ての本にお値段をつけさせていただきました。
ご依頼人からは
「またよろしくお願いします」
とおっしゃって頂きました。次の機会を楽しみにしております。
マニアックな趣味の本の出張買取は松尾堂へご相談下さい。
マニアックであればマニアックなほど店主のテンションは上昇します。
マニアな趣味の本でなくても、もちろん大歓迎です。
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