2017-02-02
「本棚を整理するので出張買取に来て頂けませんか?」
というご依頼を受け訪問しました。
最初にお電話頂いたのは先月の中旬でしたが、スケジュールの関係で月を跨いでのご予約となりました。
お約束の18:30に到着、2階の本棚に案内されます。本棚4棹に本がきれいに収められていて、ここから買取できるものだけを持っていって下さいというご依頼内容。お部屋のレイアウトを変更されるそうで、これらの本棚をこの場所から撤去する必要があるそうです。
「当店が欲しいだけ、となるとかなりの量が残りますが、残された本はどうされるのですか?」
と伺うと
「明日、いつもお世話になっている古紙回収業の方が無料で引き取りに来てくれるんですよ」
とのお答え。そういう事情であれば心置きなく欲しいところだけをピックアップさせて頂けます。
本棚をざっと見渡すと児童教育に関する本と社会科学系の本などが目立ちます。
児童教育書では谷川俊太郎の『世界人権宣言』や子どもとつくるシリーズなどの大型本を中心にチョイス。
社会系の堅い本の中から秩父事件関連書や資本論関係、労働争議関係の本を選ばせて頂きました。
私が本を選んでいる背後で、ご依頼人の5年生の息子さんが熱心に本を読んでいます。
「もうご飯は食べたの?」
と聞くと
「はい、食べました。」
と礼儀正しく答えてくれました。
読書離れと言われて久しいですが、最近の小中学校の教室では「読書の時間」が設けられていて各自が好きな本を読むことになっているところが多いようです。
小学校の低学年では、有志のお母さん方による「読み聞かせの時間」があり、当店のママさんスタッフ達も学校に出向いて読み聞かせをしています(当店の在庫から貸し出すこともあります)。
私の頃にはあまり聞かなかった「時間」ですが、こういうことがきっかけになって本を読む習慣がつくと良いなと思いますね。
実際、本を読むお子さんはハリーポッターやダレンシャン、デモナータ、バーティミアスといった長編小説を難なく読んでしまいます。
私が出張買取に伺うご家庭は本で溢れていることが多く、そういうご家庭のお子さんの本棚もやはり本でいっぱいです。
結局は小さい頃にどれだけ本に接する機会があるかどうかが影響するのかもしれません。
かくいう私の家庭は、古本屋を生業にしているにも関わらず、高校2年と中学3年の子どもたちはリビングにいる間、ずっとスマホとにらめっこをしてますから一概には言えないのかもしれません ^^;
というわけで話がそれましたが本を読むお子さんがもっともっと増えると良いな、と思った出張買取でした。
松尾堂では皆様のお宅まで本・雑誌・DVD・CD・ゲームなどを出張買取に伺っています。
書籍に関しては昨日発売された新刊本から江戸時代のものまで幅広く対応できます。
所沢市・狭山市・入間市・三芳町・川越市・新座市・東大和市・東村山市であれば少量から、その他の地域は数量と内容によって直接お伺いし出張買取させて頂きます。荷造り・運び出しの必要は全くありません。本棚に収まっている状態でも大丈夫です。
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