2016-12-22
「◯◯町で昨年一度出張買取に来て頂いた者ですが・・・」
電話口の女性の声にピンときて
「年末に時代小説の文庫本をたくさん売って頂いた方ですか?」
と質問すると
「そうです!お約束どおり1年経ちましたのでまたいらして頂けませんか?」
こちらのご依頼人はとてもはっきりと覚えています。前回お伺いしたときにはここ数年発行された時代小説文庫を数百冊買取させて頂きました。1年間で新刊文庫を200冊以上はお読みになるので本棚がいっぱいになったら古本屋を呼んでいらっしゃったそうです。
「新刊本は新しいほど頑張って査定できますので早めに呼んで頂いたほうが良いですよ」
と申し上げると、
「それじゃあ1年後にまたお願いしますね」
と笑ってお話しになったのを思い出します。
1年ぶりにお伺いすると、丁度玄関先にいらしたご依頼人とご対面。昨年と変わらずお元気そうです。
早速2階の本棚がある部屋に通されると、昨年空っぽになったはずの本棚には もう本がギッシリ。背を右側にして平積みに棚に詰め込まれていて全く隙間がありません。床には本棚に入り切らなかった時代小説文庫が積み重なっています。
「1年でこんなにお読みになったのですか!すごいですね・・・」
もうすぐ80歳というご依頼人。老眼鏡も必要ないそうです。
「テレビを見てもつまらないから、本ばかり読んでいますよ」
新刊書店にならんでいるようなきれいな文庫の数を数えると315冊。ほぼ1日1冊のペースです。
昨年のお約束どおり、かなり頑張って査定いたしました。
「これだけたまってしまうとお店に本を持込んで買ってもらうのも大変なので本当に助かります。また来年もお願いしますね」
とニコニコ顔のご依頼人にお見送り頂きました。
松尾堂では皆様のお宅まで本・雑誌・DVD・CD・ゲームなどを出張買取に伺っています。
書籍に関しては昨日発売された新刊本から江戸時代のものまで幅広く対応できます。
所沢市・狭山市・入間市・三芳町・川越市・新座市・東大和市・東村山市であれば少量から、その他の地域は数量と内容によって直接お伺いし出張買取させて頂きます。荷造り・運び出しの必要は全くありません。本棚に収まっている状態でも大丈夫です。
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