2016-05-04
1ヶ月ちょっと前に初めて出張買取に伺った古書通の方から再度のご依頼。
前回は様々なジャンルの本をお譲りいただきましたが今回も多岐にわたるカテゴリーの本が2階の部屋に並べられています。
蝶々関連の本
折り紙・切り紙関連の本
香道の本
シュタイナーや建築関連など各種専門書
他にもあまり見かけない展覧会図録などもあり、眺めているだけでも楽しくなるラインナップです。
今回も査定にたいへんご満足頂いたようでこちらもうれしくなります。
陳列されている本を手に取りながら雑談をしている途中、ご依頼人が別の部屋から1冊の本を持ってきました。愛新覚羅溥儀の系譜についての研究をまとめた資料のようです。
「ヤフオクで15,000円という値段で売りに出されているのですが、これはそんなに高いものなのですか?」
というご質問を頂きました。スマートフォンを取り出しいろいろと調べてみると、ネットでは2千円から4千円が相場であり、現在中国地方の古書店が1千円ちょっとで販売していることがわかりお伝えしました。
ご依頼人はがっかり、というよりも腑に落ちたようで
「やはりそうなんですねえ。ちょっと高すぎるのでどうしてだろうと思っていたんですよ」
と納得されていました。
Amazonやオークションサイトでは妙に高い値付けのまま出品されている本を見かけることがあります。なぜ高いのか、特に理由もなく高い値付けのまま放置されているのか疑問に思う本があれば出張買取の際に質問して下さい。出来るかぎりお調べいたします。