2016-12-17
本日2件目は1件目と同じ町内。そして一昨日、2ヶ月かけて完了した1軒まるごと本だらけのお宅の隣の路地。シンクロニティという言葉がありますが、この一致に意味があると考える人もいれば、単なる偶然だよ、と考える人もいるでしょう。
いずれにしても出張買取に伺うには大変都合がよく、有り難い限りです。
お電話では
「ここ何年かに発行された単行本や文庫本があります」
というご説明だったのでもう少し詳しくお話を聞くと
「PHPのものなどが多いですかね」
というお返事。ビジネス書や実用書が多いのかな？と想像しながらご依頼人宅に伺いました。
応接間へ案内されると、ホームセンターで購入されたと思われる新品のダンボール箱5箱の中に本が納められているのが目に入りました。手前の箱から取り出して査定します。
まずはお電話でご説明のあったビジネス書や実用書。大変綺麗な本が多いです。
奥の方の箱を覗いてみると・・・
瀬戸内寂聴全集が一揃い。しかも未開封です。
「購入されたままで封も開けなかったんですか？」
「これは私の父のものだったので、どういう理由かはわからないんですよ」
買ったまま積読(つんどく）の状態になっているのはよくあることですが、高い本なのにもったいないなぁと思いながらも買取る側にとってはうれしい一品です。
ちくま文庫の宮沢賢治全集も外箱付きでお売り頂きました。
需要のある本ばかりで状態も良く、量の割には まとまった査定額になりました。
「結構な額になりますねぇ」
とご依頼人もご満足いただけたようです。
同じ町内で3軒続いた出張買取。蔵書の内容はそれぞれですが古本屋にとって良いものばかり。このシンクロニティが偶然であるのか必然であるのかは置いておいて、この後の出張買取も良い結果になるといいな、と期待しながらご依頼人宅をあとにしました。
松尾堂では皆様のお宅まで本・雑誌・DVD・CD・ゲームなどを出張買取に伺っています。
書籍に関しては昨日発売された新刊本から江戸時代のものまで幅広く対応できます。
所沢市・狭山市・入間市・三芳町・川越市・新座市・東大和市・東村山市であれば少量から、その他の地域は数量と内容によって直接お伺いし出張買取させて頂きます。荷造り・運び出しの必要は全くありません。本棚に収まっている状態でも大丈夫です。
出張買取の流れ （←クリックor タップ）
松尾堂の出張買取をぜひご利用下さい。
