2017-08-27
「漫画4-5箱、小説1箱ぐらい処分したいのですが明日来てもらえませんか？」というお電話を前日いただき出張買取へ。
お電話でヘアーサロンを経営されているというお話しを伺っていましたので「お店のお客さん用に置いていた本かな？それなら髪の毛がたくさん挟まってないといいけど・・・」と内心心配しながらご依頼人宅へ。
美容師さんというご職業柄か大変気さくなご依頼人とご挨拶し、早速ダンボール箱に入った本を拝見。ぱっと見た印象では新しめの文庫小説や漫画のほとんどが新品同様の状態で、ヘアーサロンで大勢のお客さんの手に触れた感じではありません。
「お店にあった本ではなく、全部私個人の本ですよ。本が多くて困っていたんです。でも性格的に本を捨てることは出来ないのでお金はいらないから全部持っていってもらっていいですか？」
とおっしゃるご依頼人ですがタダで戴いてしまって良い内容ではありません。
まずは新しい本ばかりの文庫小説の中に古めのこれらの文庫が目に留まりました。
教養文庫と創元推理文庫のアドベンチャーゲームブックです。アドベンチャーゲームブックとは途中途中で選択肢が現れ、読者がどの選択肢を選ぶかによって話の展開や結末が変わるように作られた本です。単にゲームブックと呼ばれたりアドベンチャーブックと呼ばれることもあります。こちらにあるのは超レアという訳ではありませんが、1冊1冊充分なお値段をご提示できます。
「これいいですね、欲しい方いるんですよ」
とご依頼人に査定額をお伝えすると、
「ええっ！こんなの欲しい人いるんですか!? いや確かに当時ハマりましたけど、今でも読みたい人がいるんですね、わからないものだなぁ」
と感心されています。
他には古屋兎丸、大友克洋、いがらしみきおなどの大判漫画に面白いものがありました。
結局ある程度まとまった査定金額になりました。
「片づけてもらった上にこんなに貰っちゃって何だかスミマセンねぇ」
と恐縮されるご依頼人。
「昨日お電話頂いた時、所沢市民体育館の大相撲巡業の会場にいたんです。うるさくて聞き取りにくかったんじゃないですか？申し訳ありませんでした。」
「いいえー、全然。私は大の相撲好きでお店がなければ昨日絶対行ってましたよ」
と昨日の所沢場所の話に花が咲きました。
松尾堂は皆様のお宅まで本・雑誌・DVD・CD・ゲームなどを出張買取に伺っています。
書籍に関しては昨日発売された新刊本から江戸時代のものまで幅広く対応できます。
所沢市・狭山市・入間市・ふじみ野市・三芳町・川越市・新座市・志木市・富士見市・東大和市・武蔵村山市・東村山市であれば少量から、その他の地域は数量と内容によって直接お伺いし出張買取させて頂きます。荷造り・運び出しの必要は全くありません。本棚に収まっている状態でも大丈夫です。
出張買取の流れ （←クリックor タップ）
