2018-02-25
「映画批評関連の本が250冊ほどあります。出張買取に来て頂けないでしょうか?」
とのご依頼をお電話で頂きました。映画関連の本は古本の中でも人気のあるジャンルで、しかも批評や評論の本となれば一般向けのライトな本ではなく、少々マニア向けな本である可能性が高そうです。喜んでご予約をお受けしご依頼人宅にお伺いしました。
指定されたマンションの一室を訪れると、50代男性のご依頼人に出迎えて頂きました。案内された洋室には黒い3段組のカラーボックスがL字型に8つ並んでおり、そのうち4つに判型ごとに本が並べられています。
「双葉十三郎の映画批評が好きで、そればっかり集めたんですよ」
とおっしゃる通り、『ぼくの採点表』全巻をはじめ双葉十三郎の著書が目立ちます。これを見た瞬間、内心「やっぱり来て良かった!」とニンマリしながら、他の本もじっくりと査定させて頂きます。
『定本ヒッチコック映画術トリフォー』や黒澤明関連本になど面白い本も多く、
また、カンフー映画もお好きなようでブルース・リーやジャッキーチェン関連の大型本やムックもかなりありました。
査定額もご依頼人の予想を上回っていたようでご満足いただけました。
ところで、8つあるカラーボックスのうち、右側にある4つがキレイに空になっているのが気になります。「ここに何があったんだろう?ひょっとしてレアな映画のDVDでもあったんじゃないかな・・・?」と思い、ご依頼人に質問してみるとやはり
「シリーズ物の映画などのDVDボックスも沢山あったんですよ。これらは紙袋に詰めて自転車で片道30分かけて何度も往復して買取店に持ち込みました。」
とのこと。
「本はさすがに重たいので出張買取に来てもらえるところをネットで探し、松尾堂さんを知ったんですよ。DVDも買取されていることをホームページで後から知りました。一緒に買い取ってもらえば良かったですねぇ」
とおっしゃるので参考までに買取金額を伺うとかなり高額な金額。この蔵書の持ち主ですから、DVDもさぞや良いものばかりだったのでしょう。
「それはそれは高く買い取ってもらえてよかったですね!」
と笑顔で返答したものの心の中では「くぅ、DVDも買取したかった!!」の地団駄を踏みます^^;
「今日の査定の感じだと、DVDも松尾堂さんに買い取ってもらったほうが高くなった感じですね」
とお世辞なのか本気なのかはわかりませんが、ご依頼人のお気遣いがかえって追い討ちになり、なんと返答したら良いのかわからず苦笑いするしかありませんでした。
松尾堂は皆様のお宅まで本・雑誌・DVD・CD・ゲームなどを出張買取に伺っています。
書籍に関しては昨日発売された新刊本から江戸時代のものまで幅広く対応できます。
所沢市・狭山市・入間市・ふじみ野市・三芳町・川越市・新座市・志木市・朝霞市・富士見市・東大和市・武蔵村山市・東村山市であれば少量から、その他の地域は数量と内容によって直接お伺いし出張買取させて頂きます。荷造り・運び出しの必要は全くありません。本棚に収まっている状態でも大丈夫です。
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