2016-11-08
朝、事務所の倉庫で作業をしている際、
「古い単行本小説150~200冊を出張買取に来て頂けませんか?」
というお電話をいただきました。
大まかにお話を伺い
「お話の内容ですとほとんどお金にはならない可能性が高いですがそれでも結構ですか?」
と聞くと
「それはおまかせします。自分で捨てるのは忍びないので持っていってもらえると助かります」
というお返事。早いほうが良いということでしたので即日訪問することになりました。
ご依頼人宅に到着するとダイニングに案内され、ご依頼人から名刺を頂きます。慌てて私も差出し、しばしお話を伺います。
元気な内に終活を、と奥様に促されて乗り気ではないものの蔵書の整理を始めようと思ったそうです。各部屋の本棚をざっと案内して頂くと、ひと目見ただけで良さそうな本が並んでいます。特に将棋の専門書は良いものがたくさん。
でもこちらはこれから少しずつ整理されるということで、今回は玄関脇の収納の中に自作された本棚の蔵書だけが対象になります。
まず、この収納の床に置かれたダンボール箱を開けてみることにします。
いきなり山口瞳の男性自身シリーズが現れました。
朝、電話で話した「ほとんどお金にはならない可能性が高い・・・」
のくだりは撤回です ^^
27冊揃いでは欲しい方はすぐに見つかりそう。
ほかにも『少年漫画劇場』など古いコミックに良いものがありました。
査定額をお伝えすると
「あらー そんなに頂けるんですか、ありがとうございます」
と予想以上の数字だったご様子。
こちらも予想以上に良いものでしたのでうれしい出張買取になりました。
「実は漱石全集を手放そうかどうか迷っているんですよ」
伝票を作成している際にご依頼人がふと呟きました。
「迷っているのであればまだ手元に置かれた方が良いと思いますよ。正直に申しまして査定額は高くありません。それよりも先程の新し目の将棋の専門書は良いものが多いのでもし不要であれば先に整理されることをお勧めします」
と言うと
「松尾堂さん、年末はいつまで営業されていますか?年末までに頑張って整理するのでまた来てください」
と結構先の大まかなご予約を頂きました。
来年のことではないので鬼に笑われることはないでしょう。
楽しみにしております。
「すぐにでも本・雑誌・漫画コミック・DVD・CDを片付けたい」
そんなときには松尾堂へご相談下さい。店主のスケジュール次第では即日予約も可能です。
土日祝日も対応可。
所沢市・入間市・狭山市ならほとんどのエリアは30分以内に駆けつけることが可能です。
もちろん近隣エリアも大歓迎。
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