埼玉県狭山市で出張買取。コミック・ライトノベルほか約400冊。
2016-05-04
お客様宅で買取査定中に電話を受けました。
「新しいコミックやラノベが300冊ほどあるんですけど買取ってもらえますか?」
「ありがとうございます。いつがよろしいですか?」
「えっと、、、今日はさすがに無理ですよね・・・?場所は狭山の◯◯なんですが。」
「いいですよ、ちょうど今日はこれからその近くに買取に行くので16時でよければ伺います」
ということでトントン拍子に本日4件目の出張買取のご予約を頂きました。
お約束の時間にチャイムを鳴らすと社交的な印象のご依頼人が屈託のない笑顔でドアをあけて頂きました。リビングにはすでに大量のコミックやライトノベルが山積みになっています。ただ山積みになっているのではなく、タイトルごとに綺麗に並べられ、バラのものはバラのものでまとめてあります。非常に査定がしやすく助かりました。しかもどれも状態の良い本ばかり。保管状況にはかなり気を配っていたご様子です。
端から順に査定していると、途中の巻が抜けているものが目立ちます。通常揃っていない場合は後ろの新しい巻がない場合が多いのですが、このような状態のときに考えられる理由は1つしか知りません。
「お友達に貸したままのものが多いんじゃないですか?^^」
「そぉーなんですよ!貸すのはいいんですがなかなか帰ってこないことが多くて困っちゃいますよね!」
言葉とは裏腹にニコニコ顔のご依頼人。お人柄の良さが伺えます。
当店ホームページをよくご覧になってからご依頼いただいたということで、全巻揃っていれば高くなるというのはすでにご承知。それでも状態の良さ等を考慮し査定結果をお伝えしました。
「前に同じぐらいの量を違う古本チェーンさんにお願いしたことがあるんですよ。その時の3倍ぐらいの価格です。ありがとうございます。でも金額じゃないんですよね。そのときはアルバイトらしき店員さんが来て、”いやー、これらは価値がないんでゼロ円ですねー”とか言われちゃって。本をもののように扱うし。そういうのは許せないんですよね。」
とこの時ばかりは柔和なお顔が怖い表情に。
余程本が好きなんだなぁ、と感じた瞬間でした。
(今回お譲り頂いた本の一部。画像にないものも含めて約400冊ほどの買取になりました)
買取代金をお支払いし、搬出が完了してご挨拶を申し上げるときには元の優しい表情に戻っており
「またすぐにたまっちゃうと思うので次もよろしくお願いいたします!」
とお見送り頂きました。