2016-05-03
「学術書やビジネス書が2箱ほどありますが引き取りに来てもらえますか?」
というお問合せを受け訪問いたしました。
玄関ホールにはすでに本が積み上げられており、ご依頼人である旦那さん・奥様・祝日で元気いっぱいの息子さんにお出迎え頂きました。
到着早々、ご依頼人が申し訳なさそうな声で
「実は線引きがあるものが混じっているのですが・・・」
と自白でもされるような感じでおっしゃられます。
特に良さそうな専門書あたりを数冊手にとってパラパラとページをめくってみると確かに線引きがあるものが目立ちます。
「多少の線引きや書込みがあっても買取り可能ですよ。」
と申し上げると少し安心されたようです。
松尾堂では、学習に使う問題集など書込みがあれば使いものにならないものは別として、専門書などは多少の線引や書込みなどの痕跡があっても安ければ欲しいという方もいますので、減額査定にはなりますが買取させていただいています。
アメリカ文化について研究されていらっしゃるそうでこのジャンルの専門書はたくさんお持ちとのことです。たしかに面白そうな本が目立ちます。
お売り頂ける本の中にあまり見かけない本がありました。
『日本のマンガ家 日野日出志』という図録です。
日野日出志氏は所沢市在住であることをご依頼人から教えて頂きました。長年所沢で暮らしていますがまだまだ知らないことがたくさんあります。
発行はこれまた地元にキャンパスがある日本大学芸術学部図書館。
個人的にも興味がありましたのでかなり強めの査定をさせて頂きました。
買取の数量としては40冊ほどと多くはありませんでしたが、なかなか粒ぞろいの本をお譲り頂き良い買取になりました。
松尾堂では需要のあるものであれば線引き・書込み・書入れ・蔵書印・謹呈署名本でも買取可能です。ぜひ一度お問合せ下さい。