2016-04-29
断捨離。
今回の出張買取の大きなテーマでした。
ご依頼人から2週間ほど前に
「6月にリフォームを控えており、本当は手放したくないけれど40年以上集めてきた趣味の本や雑誌を断捨離したい」
というお電話を頂きました。
「どんなものを断捨離しますか?」
と質問すると
ポパイやブルータスなどの雑誌を創刊号から5年分ほど、ワンダーランド時代から宝島までの多数のバックナンバー、ミュージックマガジンなどの大量のバックナンバー、各種多様な雑誌の創刊号、横尾忠則のポスターなど、サブカル系を中心に挙げて頂き、それらに対して折り返しの電話でおおよその見積もり価格を申し伝えました。
千葉県内外の他の買取業者さんにも多数打診したそうですが、ありがたいことに当店を指名して頂きました。
本棚に並んでいるだけでも5~6棹分、ほかにダンボール箱に保管してあるものもたくさんあります。ご依頼人と一緒に断捨離するもの、残しておくものを入念に確認していくと、だんだん惜しくなってきたのか、当初の予定よりもかなりのものを「これはまだ手放せないなぁ」と保管用のダンボールにしまわれてしまいます。
もともとハイセンスなコレクションをお持ちの方ですので、その “残しておくもの” がことごとく良いものばかり ^^;
残しておきたいご依頼人と、できれば全部処分したい奥様、良いものはお譲りいただきたい私、と多数決では1対2で断捨離派優勢なのですがご依頼人の思いには勝てません。
いいところばかりをおさえられてしまったためかなり骨抜きになってしまいましたがそれでも雑誌には良いものも多く千葉市まで出張買取に伺ったかいがありました。
ポパイ創刊号 モデル三島由紀夫 薔薇刑を表紙に使ったPHOTO JAPON
フラッシュ創刊号、榊原郁恵&沢田研二表紙のザ・ベストワン
野口五郎&岡田奈々、山口百恵&郷ひろみ表紙 明星
女性誌を含む大量の雑誌創刊号
運び出す量が大量な上に、マンションの部屋から駐車場までの搬出距離がかなりあるため本を傷めないように気をつけながらどんどん運び出します。
雑誌バックナンバーなどの大型のものだけでこれくらい。
単行本やコミックなどはダンボール箱に入れ、その他不要品などもおまけで引き取り結局ハイエースがいっぱいになりました。
積み込みは10時半ごろから始めて16時半に完了。本棚に納まったままの状態からここまで私ひとりで行いました。
ご依頼人は気さくな方でお話も楽しく、奥様も人当たりのよい素敵な方でいろいろお気遣いいただき、長時間の作業でしたがあっというまに時間が経った印象です。
奥様「なんでこれを処分しないの?もうどうせ見ないでしょ」
ご依頼人「いや、これはまだ必要なんだ」
という何度も繰り返される仲の良いやり取りも漫才のようで楽しかったです。
断捨離をお考えでしたら松尾堂の出張買取をご利用下さい。
内容と量次第ですが遠方までお伺いします。
本棚にあるままで結構です。荷造り、運び出し、全て当店が行います。
お電話お待ちしております。