2016-03-29
本日お呼び頂いたのは半年に1度のペースでご依頼を頂くご常連様。書道と絵画と海外旅行がご趣味の奥様です。
実はちょうど1週間前に伺ったばかりで、珍しく間を置かずにお電話いただきました。何でも急に本棚の整理をされたそうです。
いつも貴重なものをお譲りいただいておりますが、今回もなかなかのお品です。
『王羲之書法字典』『新書道字典』
『ワイエス画集』2冊
『浮田克躬画集』
ご依頼人は書道・絵画がご趣味とあって、書道関連や美術関連の書籍はいつも良いものをお譲りいただいています。
実は毎回本以外にも様々なものを
「こういうのも買取って頂けるかしら?」
と差し出されており、
「今回はどんなものが出てくるだろう?」
と楽しみにしています。
先週の出張買取ではこんなものを買取りました。
左:小川和紙手すき半紙 右:携帯用水彩絵具セット
小川和紙は埼玉県小川町周辺の名産でなかでも細川紙はユネスコ無形文化遺産に登録されています。この和紙で作られた半紙、古書業者市場へ出品するといつも落札され、人気があります。
来月、またヨーロッパを周遊されるとか。
「最近向こうはちょっと物騒ですから怖くはないですか?」
と質問すると
「そんなもん東京の銀座を歩いていたって同じことよ。気にしたってしょうがないわ」
と明るいご依頼人でした。